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NEODEAD MUSIC BLOG

音楽を思考する

2013 Late Summer Trance Mix

DJ Mix & Works

2013 Late Summer Trance Mix by DJ NeO of the Dead
Designed by Orb


コンセプト

前回のMixから2ヶ月近く時間が経ってしまったが、ひとまず夏をイメージしたMixを製作してみた。
気の早い話だが、真夏(Mid Summer)というよりは晩夏(Late Summer)をイメージしている今回のMix、名付けて「今年の夏はいかがでしたか?」Mixである。

しかしながら、今はまだお盆も迎えていないわけで、夏本番はまさに今といった雰囲気。
我ながら毎度の如く、季節感を先取りし過ぎて大変に申し訳ないと思う。

選曲自体はいつものように私の趣味が炸裂しているが、比較的SpacyでEuphoricなTranceを中心に構成している。
所謂晩夏特有の一抹の寂しさを表現するのに、こうした哀愁的音源は効果的なのだ。
ただ、あまりにも侘び寂びを表現し過ぎると初秋のような雰囲気になってしまうため、わりと夏らしい楽曲も配置してみた。

少し脱線するが、日本におけるTranceはブチアゲ系に代表される軽薄なイメージが浸透してしまい、こうした思慮深い陶酔型の楽曲にスポットが当たらないのは元Trance DJとして、とても悲しいことだ。
確かにパーティーソングは盛り上がるし、それは現場のDJ、そしてオーディエンスにとっても欠かせないものである。
しかし、10年先でも違和感なく聴ける楽曲とは、むしろ地味で良質なアレンジが施された楽曲の方だろう。

これも余談になるが、私がDJ Mixを製作する時はホームリスニングを前提とした選曲を行っている。
具体的に言うと、各楽曲の繋がりにおいてなるべく違和感がないように、所謂ロングミックスをするように心がけていることと、全体の世界観を崩壊させないように物語性を重視するという2点だ。
対して現場ではその場その場の空気を読みながら選曲を組み立てていくため、上記2点よりもフロアとの対話が最重要課題となる。

つまり、現場で聴くMixと家(または車)で聴くMixは毛色が異なって当然なのだ。
私に限らず、製作する側は必ずどちらかを意識してMixを作っているので、リスナーの皆さんもそれを踏まえた上でお楽しみ頂けるとありがたい。

話を戻そう。
今回、自分にとっては珍しく1時間を切るコンパクトなMixとなっており、これには多少の食い足りなさが残るのかもしれない。
音源のストックは持ち合わせているので、もちろん全体のボリュームを膨らませることも出来たが、今回はあえて淡白に切り上げておくことにした。(差し詰め、今回のMixはプロローグ的な側面であり、次のMixで本編を堪能して頂ければ、と企んでいる。)

最後に、毎回素晴らしいジャケット画像を製作してもらっているOrb氏に感謝を込めて。


2013 Late Summer Trance Mix by Neodead Music on Mixcloud

2013.08.04. Release